『SOUTIENCOL』における、『永久定番品=SLIP-ON COAT』、今シーズンは、魅力的な”素材&色”に惹かれ、オーダーさせて頂きました!!...”SOUTIENCOL SLIP-ON COAT(SURVIVAL CLOTH、col:BLACK)”
特に、<col:BLACK>って、写真では良さが出にくいんですが...、それを差し引いても、『素晴らしい”COAT”』!。というのが、伝わりますね〜!!
<SURVIVAL CLOTH(サバイバル・クロス)>の風合い、伝わりますかね〜...。
とにかく、魅力的過ぎる、最高級な素材ですので!!
昨日、ご来店して下さいました『紳士』なお客様が、この襟元の返りと、立ち具合を絶賛!
『COAT』の良し悪しは、この襟元を見れば分かるよ!、って教えて下さいました。
今日は、商品紹介が、結構長くなってしまいそうなので...、前置きはすっ飛ばして、早速ですが、本題に入っていきたいと思います!
・SOUTIENCOL ”SLIP-ON COAT(SURVIVAL CLOTH)” ¥110000(税込み)
size:44、46、48 col:BLACK
実は、以前に、<WOOL HERRINGBONE TWEED>で、<1度だけ>PICK UPした事があるんです!
『SOUTIENCOL』においては、『永久定番品』とも言える、『SLIP-ON COAT』、僕自身は、<20代半ば>頃に、この存在(その時は、『MMMMM(エムゴ))』という”レーベル”でしたね!)を知り、「いつかは、取り扱ってみたい!」、と考えていました。
以下、代表『三浦氏』のブログを参考に、ご紹介していきます。
〔『SOUTIENCOL SLIP-ON COAT』は、型紙から、サイズ、使用している中の芯地に至るまで、”FIRST RELEASE(25年程前)”から、何ら変わっていない。
『モデル名=SLIP-ON COAT』の由来は、「”サッ”と⽻織れる”、 ”スルッ”と着れる」というイメージから命名した。
靴の『突っかけ』の様に、”サッ”と⽻織れる『COAT』が欲しい!、と思い、作った『PRODUCT』だ。
『TRENCH&BALMACAAN COAT』には無い、「⼿軽だけど”カッコ良い”!』を追求し、デザインしている。当初は、様々な、”スタンダード”と言える『BALMACAAN COAT』の拘りやノウハウを研究し、この『SLIP-ON COAT』に落とし込んだ。
私は、「男の『COAT』姿は、”後ろ”に色気がある」と考えており、特に、裾が歩く度に”揺れる”、この様に”粋”を感じている。
その為、裾部分には、しっかりとボリュームが生まれる様、接着芯は使わず、厚⼿の芯地(フラシ芯)を使用し、”揺れ”が出る構造にしている
また、私は、『洋服の基本構造は、”肩”から決まる』という持論がある。この考えは、私が、”VAN時代”から、今でも変わらず持ち続けている。
私達、日本人は、どうしても”撫で肩”が多い為、”ナチュラル・ショルダー”の『服』が合うと、私は思っている。自然な肩傾斜の型紙を使う事で、着⼼地の良い『服』が誕生する。
さて、この『SLIP-ON COAT』は、”カジュアルで着ても、カッコいい!”という意味合いで、作り続けている。
その為、袖付けが、”RAGLAN-SLEEVE”である事も、非常に重要なポイントだ。”INNER”に、厚⼿の『SWEATER』を合わせても、着⼼地を損わない為にだ(可動域、運動量を多く確保出来るから)。
そして、”SINGLE-RAGLAN”にしているのは、縫い⽬を極力減らす事で、『RAIN-COAT』としての着用も、十分に対応出来るという、機能的な⽬線でもある。
特徴的な”ヨーク”も、『RAIN-COAT』としての、機能面から考えついたデザイン!、もちろん、”肩補強”の意味合いもあるが、”雨”で、背中が濡れない為の⼯夫でもある。この”ヨーク”が”フラシ”である事により、⾬が垂れても、背中や裾に、かからない様になっている。
『SLIP-ON COAT』の後ろ側の”ヨーク”が”曲線”になっているのは、私のデザイナーとしての遊び⼼!、『傘の様な曲線が、”ヨーク”になってたら良いよね』、という演出である。
『TRENCH&BALMACAAN COAT』は、着用した際の、”A-LINE”と着丈のバランスが重要だが、そこは『SLIP-ON COAT』の真骨頂!、”A-LINE”を違和感無く、自然に生み出す為に、他の『COAT』とは違い、フロントのボタン合わせを、深く設定している。また、”コレ”により、”⾬⾵”の侵入を防ぐという、機能的な側面もある。
しかし、ここで重要となるのが、ただ深くするのでは無く、洋服のバランスを崩さない様にしながら、深くする事だ。
洋服は、まず、パターンを作り、次に型紙に起こして、作成していくが、この時に、”左右対称”で無ければ、洋服⾃体に崩れが生じてしまう。
打ち合わせを深くしながらも、”左右対称”にする為には、襟越しの<第1ボタン>にかけて、前縦を”カーブ”させる事がポイントで、”コレ”には、⾮常に卓越した職⼈の技術が必要となる。
その為に、縫製については、元々、『B社』の『COAT』を縫製していた工場に依頼し続けている。”LINER”付きで、パーツも非常に多く、”嫌がられてしまう”要素がたくさんある『COAT』だが、年々、国内の縫製も難しくなる中でも、毎シーズン、依頼し、信頼関係を構築した上で、必ず生産してもらえる様、お願いしている。〕
という感じで、この『SLIP-ON COAT』は、代表『三浦氏』の拘りと想いが、隙間が無い程に詰まり、揺るがない自信を持って、毎シーズン、変わらずにリリースされています、という事で、今シーズンも、もちろん、定番の<イタリア・OLMETEX社・BURBERRY CLOTH>を使用した『SLIP-ON COAT』もリリースされている訳ですが、僕は、どうしても、今回PICK UPしました、この<SURVIVAL CLOTH>という”素材”と、その”素材”だからこその、<col:BLACK>に惹かれてしまい...、<コレ、1択>にして展開しております!!
この<SURVIVAL CLOTH>は、<COTTON 100%>を使用していますが、打ち込み本数を極限まで上げる事により、水に浸ると、繊維(COTTON)が膨張し、水を通さなくなるという、防水素材(布)なんです。
洋傘の<約4倍>の撥水性がありながら、内側の”汗、水蒸気”は、しっかりと外に逃すという”快適性”をも備える、魅力的過ぎる”素材”!
その上で、この<col:BLACK、1択>!、での提案!!
<COTTON 100%>だからこその、強い<col:BLACK>では無い、”スミクロ”と言いますか、少し掠れた感のある、この色のトーン!、に、最高に惹かれちゃいました。
この『SLIP-ON COAT』には、着脱式の”LINER”まで付きますので、今の時期や、春先は、”without LINER”、寒くなってくれば、”with LINER”という感じで、<3シーズン>着用可能なのも、嬉しいポイントですね!
気になるサイズ展開ですが、実際は、<size:42、44、46、48、50、5サイズ>と、結構レンジが広く展開していますが、当店は<size:44、46、48、3サイズ>に絞り、ご提案致します(もちろん、42、50といった、当店では展開していないサイズも、お取り寄せ含め、可能ですので、ご入用のお客様は、是非ともお問い合わせ下さい。)。
ちなみに、僕で<size:46>が、ちょうど良い感じですので、ご参考にして下さいね!
では、心を込めて、気合も入れて!、ご提案させて頂きます!!、いらっしゃいませ〜!!!
(ONLINE SHOP...https://csbyivynavy.theshop.jp/items/93857828)
IVY&NAVY 小野雅之